後悔しない・失敗しない高価なモノの選び方とは?
我が家には、大昔に銀座山野楽器で購入したグランドピアノが
あり、そろそろ「オーバーホール」または「買い替え」を検討
する時期が近づいてきました。
今年に入り2度ほど、お世話になっているピアノ調律師Iさん
からピアノについてのレクチャーを受ける機会を得ました。
「ピアノ」はよく「車」に例えられる(ピアノの足に車がつい
ているせいか?)のですが、約3年前に家の建て替えを経験した
者からとすると、「家造り」ともよく似ています。
何故そう思ったのかというと、車は車検が近づくと買い替えを
検討するのが一般的ですが、ピアノや家は、よっぽどなことが
ない限り「一生もの」ですから。
そして「良いピアノとは?」と考えると「良い家とは?」と
同じようだと思えます。(もちろん良い車とは?も)
良いピアノ(良い家)を選ぶ際「構造」や「機能」について
気にされる方が多いと思いますが、最も重要な事は。。。
「 修 理 や 調 整 が
どこまで施されているのか 」
いくら良い構造や機能のピアノを選ばれても、修理や調整が
きちんとなされていなければ、性能が発揮されないのです。
新品であっても中古であっても、ピアノは未調整のまま(まっ
たくではありませんが)納入されるのですから。
調律師Iさん:「先日、ある輸入楽器店で1970年代の
スタインウェイのメンテナンスをしたのですが、
わざと完璧に調整しませんでした。
状態の良い中古ピアノは、変なお客に買われないよう
特にそうしますね。。。」
調律師は、ピアノをどのようにでも調整できると言っても過言
ではありませんが、弾く方の好みに合わせて調整するもの
です。しかしそれは最も難しいことで、一級調律師ならば誰で
も出来るというわけではありません。
良いピアノを得るには、良い楽器店で選び、良いアフターケア
をして頂ける調律師に依頼する。。。
このことはまさに、
良い家を得るには、良い工務店(またはHM)を選び、良い
アフターサービスが受けられるところに依頼する。。。
何事も根本は同じなんですな。。。
とりあえず家については、アフターサービスに定評あるHM
「ヘーベルハウス」にして良かったです